日曜日の話

友達が結婚した

正確にいうと、入籍をすませて、6月に挙式を控えている

今日その子と飲んだんだけど、わたしったら「そういえばもう苗字変わってるんだよね〜へらへら」ってな具合にまったく実感がわいてなかった

その子というのは、小学校の時に東京から転勤してきて2年間だけ小さな島で一緒にすごしたのだけど、その後特に交流もなく

何かの拍子にたまたま大学が一緒だったことを知り、家が2駅先だと知り、そこから定期的に会っているといった感じで、まさに縁とはこういうものなのかなあとしみじみ思う様な子である

そして今日、その子の最寄り駅で、2人で日本酒を飲みながら「じゃあ今わたし人妻と飲んでるってこと?!エロい!」などと茶化していたら、2次会の幹事をやってほしいと頼まれた

 

マジで耳を疑った

 

自慢じゃあないけど、生まれてこのかた幹事なんてものやったことは(飲み会の幹事ですら)ただの一度もないし、そもそも幹事をわたしに頼むなんてかなりの自殺行為だぞ!と超ハラハラした

ハラハラした

したんだが、それと同時にめちゃくちゃ嬉しかった

友達の大事な大事な人生の節目に、例えちょっとでも、何か出来ることがあるというのが素直に嬉しかった

こんなに幸せなことってあるかい?

 

これから周りの子がどんどん結婚していくだろう  わたしもそのうちするかもしれない

なんていうか、それってすごいことなんだよなあ

慣れずに、ひとつひとつ大切に祝ってあげたいし、見届けたいし、全力で幸せになってくれ!と思っている  超思っている

なんだか幸せな気持ちでいっぱいになったので、2駅先の家まで歩いて帰ったのでした

 

おしまい